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ずっと、ずーっと

大阪府・泉佐野市  















泉佐野市といえば、先日台風により浸水被害を受け、タンカーが橋に衝突して通行できなくなった関西国際空港の対岸に位置する街です。








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古い醤油店の看板。こういうものは是非後世まで大切に引継いでもらいたいと思います。








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大阪にはこうした古い町並みが変な観光地化しないで残っていることは本当に貴重な歴史的財産だと思います。インバウンドの核となり得るものです。外国人もこうした古い町並みが好きなようです。









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町並み保存会が中心に保存活動が活発なようです。









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しようもない親父  


















私の頭は混乱の極みだった。



「おやじのやつめ」



まったく私の父親はどうしようもなく遊び人だった。

父親が六本木のレストランで偶然となりのテーブルにいた女子大生に声をかけ、食事をごちそうしてやり、一緒に写真を撮り、女子大生がその写真を私にメールで送られてきたのだが、実はその女子大生は私のガールフレンドのひとりだったのだ。

「あっ、おやじじゃない」

あまりにも偶然すぎる偶然だが、世の中にはそんなこともあるのかも知れない。

彼女のメールには

「親切でちょっとカッコイイおじさまに食事おごられたの」と書かれていた。

父親はたしかにダンディで、50歳代には見えないスタイリッシュさであったが、そんなに女好きだったとは知らなかった。

よりによって私の友人をナンパするとは。

家に帰ってこのことを私の口から暴露されたらどんな顔をするのだろう。

母親はそうとうに気が強い。

怒りのあまり父親を家からたたき出すかも知れない。

家庭崩壊を防ぐためにこのことは黙っていようか、しかし、黙っていて父親と友人と変な関係になっても困る。

だけど、父親にだけこのことを話すというのも、なんだかイヤだ。

「どうしよう、まったくおやじのやつ許せない」

怒りが爆発しそうだった。

その日は、起きている間に父親は帰って来なかった。

「おやじは遅かった?」私は朝食の支度をしている母親に尋ねた。

「朝の4時だったわよ。まだぐっすり寝てるんじゃない」

その日も次の日も父親と顔は合わせなかった。

1週間後、やっとふたりきりになる時間があった。

「オヤジとんでもないことしてくれたね」

父親のきょとんとした顔が印象的だった。










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樹木希林さんの死を悼む  

















女優の樹木希林さんが亡くなられました。突然の訃報で大変驚きました。また、日本の映画界にとって貴重な」俳優さんがひとりいなくなってしまいました。
樹木さんは過去の人ではありません。現役バリバリの女優です。最近作では外国の大きな賞にも輝いたほど活躍している女優さんです。全身にがんが転移して、体調が思わしくなくても役を演じ続けた俳優さんとしてとあまりにも急な亡くなりかたで、いかにも樹木さんらしい死の迎え方として私はある意味納得しています。
あるインタビューに答えた樹木さんの言葉が印象的でした。「私には孫が3人もいる。そんな女優は珍しいのよ。しかもどうやら畳のうえで死ぬことが出来そうで、上等な人生だわよ」最後はそんな家族に見守られて息を引き取ったということです。
確かに女優さんのなかでも孫までいる人は少ないです。私が大嫌いな「渡る世間は鬼ばかり」に出演している女優さんのほとんどが独身か結婚をしていても子供のいない人ばかりです。樹木さんと言えば内田裕也さんとの長年に渡る別居生活でも有名です。私などはそんな夫婦の在り方についても樹木さんの生き方に大いに共感する部分がありました。
女優としては、樹木さんは演技の幅がある人ではなかったです。同世代の三田佳子の方が様々な役柄を演じられる俳優さんでしょう。樹木さんは、樹木さん自身をそのまま役にスライドさせて映画の役を作ることになればそれでひとつの役が出来上がり、その存在感で映画が成立するといった製作者側にとってある意味楽な俳優さんではなかったのかと思います。樹木さんは所属事務所もなく、マネージャーもいません。出演依頼はファックスで受け、現場にもひとりでやって来る。そんな仕事の仕方も恰好良いんですね。もし、樹木さんに病魔が取り付いていなかったら、もっと長く彼女の演技が見られたと思うと残念でなりませんが、私にとって夏目雅子さんの死以来の日本の映画界にとって貴重な女優さんの死でした。
謹んで哀悼を申し上げます。



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渋~い劇場・中野ブロードウェイ  


















フィギュアを自作する人のためのお店のようです。








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はっきり言って不気味です。









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何かのホラーで人形の首をいくつも転がっている光景がありましたが、これが暗い部屋にごろごろしていたら、さぞかし寒い光景になっているでしょうね。








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蟻を踏めない人  



















私の上司は仕事では厳しいことで有名だった。

部下のどんなミスでも許さない。

顧客との打ち合わせに遅れた部下を3時間叱り続けたことは社内でも有名な話だ。

「あの人病気だ」

「異常性格だよ」

「パワハラで訴えられるぞ」

などなど、噂話が絶えない。

そんな上司だが、彼のことで忘れられないことがある。

もう十年以上前のことだ。

飲み歩いて、終電が無くなったことがあった。

「今日は俺の家に泊まれ」

と上司に言われ、恐縮しながらお宅にお邪魔したことがある。

相当酔っていたのだが、そのとき、彼の奥さんから聞いた話が忘れられないのだ。

「うちの人は会社ではうるさいでしょ」

「それほどでもないですよ」

「分かりますよ。うちでもそうですもの。でも、彼は玄関の前にいたアリも踏み潰せないほど優しい人なんですよ」

意外だった。

そんな優しさは会社では一切見せないのだ。

だがそれ以来、部下を怒っている彼の横顔を見ると、あのときの奥さんの言葉が頭をよぎるのだった。











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